資格と検査基準
○米穀検査(べいこくけんさ)
米穀検査とは、生産されたお米について登録検査機関が行う品位および成分等検査のことをいいます。
○玄米及び精米品質表示基準
米の包装には、JAS法に基づき、以下の表示義務があります。
・名称(玄米、精米、もち精米等)
・原料玄米(農産物検査法による検査の証明を受けた証明米は、産地、品種、産年、使用割合を表示できる。証明のない場合、未検査米等となる。)
・内容量(質量)
・精米年月日(玄米の場合は調製年月日)
・販売者(氏名または名称、住所、電話番号)
※上記の通り「精米」という用語は、「精白する事」と、できた「白米」との両方の意味の法的な正式名称であります。
<外部リンク>
・米穀の農産物検査結果(農林水産省)
・米ネット/社団法人米穀安定供給確保支援機構(米穀機構
○お米マイスター
お米マイスターとは、お米に関する幅広い知識を持ち、米の特性(品種特性、精米特性)、ブレンド特性、炊飯特性を見極めることができ、その米の特長を最大限に活かした「商品づくり」を行い、その米の良さを消費者との対話を通じて伝えることができる者です。
<名前の由来>
マイスター(MEISTER)は、ドイツ語で「巨匠・師匠」の意味です。職人の国ドイツでは、優れた技術者を育てるためにマイスター制度を設けて、厳格な運営をしてきました。
お米マイスターは、日本米穀小売商業組合連合会が主宰する、お米に関する専門職経験がある人のみに受験資格がある、いわば、お米の博士号とも言える資格です。
<外部リンク>
・お米マイスター全国ネットワーク